WHOLE HARMONY ホールハーモニー上大岡カイロプラクティック

ご予約・お問い合わせはお電話で

phone045-846-8550

施術中は電話に出られないことがありますが、
お名前、ご連絡先、ご用件をメッセージで残して下されば、
必ずこちらから連絡させていただきます。

腰痛と関係がある筋肉。中殿筋

 

普段、あまり意識されることがないと思いますが

お尻の筋肉は一番外側に大殿筋という大きな筋肉があります。

外見的に、いわゆるお尻という筋肉ですね。

そして、その下には中殿筋という筋肉があり

そのまた下には、小殿筋という筋肉があります。

 

中殿筋という筋肉は、歩行時に体が左右に揺れないよう

しっかりと骨盤を安定させています。

この筋肉の働きが弱くなると、体は左右に大きくぶれてしまい

腰や脚に、余計な負担をかけることになり

腰痛を引き起こしたりします。

 

下図はお尻の筋肉です。

 

 %e4%b8%8b%e8%82%a2%e3%81%ae%e7%ad%8b%e8%82%89%ef%bc%91-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

 

お尻の筋肉は、このようになっていて

中殿筋は奥の方にある筋肉ですから

ほとんどが大殿筋の下に隠れています。

青い丸の大殿筋をべろんとめくりますと

奥の方に中殿筋があります。

 

%e4%b8%8b%e8%82%a2%e3%81%ae%e7%ad%8b%e8%82%89%ef%bc%92-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

 

%e4%b8%ad%e6%ae%bf%e7%ad%8b

 

図のように、中殿筋は骨盤から股関節に向かって付着しています。

後ろというよりは、横(外側)に付着しています。

よく見ると筋肉の線維の流れが違いますね。

 

%e4%b8%ad%e6%ae%bf%e7%ad%8b-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

 

ですから、同じ中殿筋でもその働きは違います。

右が前方になり、こちらの筋肉が働く(収縮する)と

股関節が屈曲、内旋します。

脚を前に振り、つま先が内側に向く動きですね。

 

そして、左は後方になり、こちらの筋肉が働く(収縮する)と

股関節が伸展、外旋します。

脚を後ろに振り、つま先が外側を向く動きです。

 

前後共同で働いて、股関節を外転(足を横に開く)させます。

 

中殿筋は歩行時にどういった働きをしているかといいますと

片脚が上がっている時、もう一方の地面に着いているほうの脚は

地面を押して、ぐっと支えなければいけません。

この時に中殿筋がしっかり収縮することで、骨盤の安定が保たれます。

中殿筋が弱くなっていると、この働きができないので

片脚立ちになった時に、骨盤を水平に保てず傾いてしまいます。

 

ちょっと分りずらいかもしれませんが

絵を描いてみました。

下の図は、中殿筋がしっかり働いて、収縮している時の

姿勢と中殿筋の位置です。

 

 %e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%83%87%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%83%96%e3%83%ab%e3%82%b0%e5%be%b4%e5%80%99-2

 

%e4%b8%ad%e6%ae%bf%e7%ad%8b%e6%ad%a3%e5%b8%b8

 

中殿筋が弱く、収縮できないとこのような姿勢になります。

トレンデレンブルグ歩行といいます。

 

%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%83%87%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%83%96%e3%83%ab%e3%82%b0%e5%be%b4%e5%80%99-3

 

%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%83%87%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%83%96%e3%83%ab%e3%82%b0%e5%be%b4%e5%80%99%ef%bc%92

 

もう一つは、デュセンヌ歩行といって

中殿筋の筋力低下により、傾く骨盤を

体幹を傾けることで、バランスをとります。

 

%e3%83%87%e3%83%a5%e3%82%b7%e3%82%a7%e3%83%b3%e3%83%8c%e7%8f%be%e8%b1%a1-2

 

%e3%83%87%e3%83%a5%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%83%8c%e7%8f%be%e8%b1%a1%ef%bc%92

 

この2つは、同時に見られる場合もあります。

このような歩行が必ずしも中殿筋の筋力低下ではありませんが

体が大きく左右に揺れる歩行は

他の筋肉や靭帯、股関節や膝にも影響が出ます。

できれば、普段から中殿筋の筋力を低下させないよう

にすることが大切です。

 

中殿筋を衰えさせないための筋トレをご紹介したいと思います。

 

%e4%b8%ad%e6%ae%bf%e7%ad%8b%e3%82%b9%e3%83%88

 

① 体を伸ばして、真っ直ぐ横向きに寝ます。

② 上にある脚をゆっくり開いて(上にあげて)いきます。

★ポイント その時にやや後方にあげていくように注意します。

      つま先を下に向けると、なおいいです。

      体が屈曲して、脚が前に上がってしまわないよう注意です。

      バランスがとりにくいので、手で体を支えてもいいです。

③ あげた足をゆっくりおろします。

★ポイント 股関節の後ろ側に効いていれば、OKです。

      脚はゆっくりあげて、ゆっくりおろします。

 

割りときついので、股関節が悪い方は仰向けで

脚を開くのがいいかもしれません。

くれぐれも、無理してやらないよう気を付けてください。

やってみると、きついので

私も中殿筋の衰えを感じているところです^^;

 

では、今日はこのへんで。

 

 

2016年11月14日 2:48 pm

カレンダー

2025年4月
« 3月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

月別アーカイブ

腰痛・肩こり・身体の不調でお悩みなら、今すぐお電話ください

phone045-846-8550

施術中は電話に出られないことがありますが、お名前、ご連絡先、ご用件をメッセージで残して下されば、必ずこちらから連絡させていただきます。

美容関係・宗教関係の訪問販売や勧誘、または販売目的の来院は固くお断りさせていただきます。

月~土10:00~20:00

日・祝10:00~17:00

定休日火曜日