前回からの続きで、スーパーライザーの照射による生理的作用についてです。
今回は血流改善作用です。
❏ 血流改善作用
血流がよくなるためには、血管の拡張というのが必要です。
交感神経の働きを緩和させる作用もありますが、こちらは次回に。
皮膚には、温度受容器があり、赤外線の熱刺激を受けると、これを中枢(視床下部)へと伝えます。
視床下部には体温調節中枢があり、皮膚温や深部体温が上がったことを受け、体温を調節するために次は血管運動中枢へと情報を伝えます。
血管運動中枢は、血管を拡張して体の熱を逃がそうとします。
特に、常時一定に保たれている深部体温は、上昇すると皮膚血流量を増加させます。
スーパーライザーを照射すると温感があり、間接的に皮膚表在血管を拡張し、血液循環が増大すると思われます。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
この続きは、また次回。

