膝の内側からふくらはぎにかけて、
じわじわ広がるしびれや痛み。
階段の昇り降りや長時間の座位で悪化するその症状、
実は「ハンター管症候群」という神経障害かもしれません。
ハンター管症候群は、太ももの内側にある「ハンター管」と呼ばれる
筋肉のトンネルで、伏在神経が圧迫されることで
起こる絞扼性神経障害です。
膝の痛みと誤解されやすく、見逃されがちな疾患ですが、
適切なケアで改善が期待できます。
症状の特徴
- 膝の内側〜下腿内側にかけてのしびれ・痛み
- 感覚神経の障害なので、筋力低下はない
- Tinel徴候(神経の圧迫部を叩くと痛みが放散する)を認めることも
- 夜間や長時間の座位で悪化しやすい
原因は?
- ハンター管を囲む筋肉(内側広筋・縫工筋・大内転筋など)の過緊張
- サポーターやタイツの締めすぎによる外部圧迫
- 姿勢不良や股関節のねじれによる神経の牽引
- スポーツや運動のしすぎによる筋肉の使いすぎ
膝の不安定性を補おうとする筋肉の過活動が、
神経を圧迫する原因になることもあります。
カイロプラクティックでできること
ハンター管症候群は、膝だけでなく股関節・骨盤・筋膜の連動
を見ながらケアする必要があります。
施術のポイント:
- 骨盤・股関節のアライメント調整
- 内転筋群の緊張緩和と筋膜リリース
- 神経圧迫部位の評価と除圧
- 姿勢や歩行のクセの見直し
- 再発予防のためのセルフケア指導
原因から整えることで、痛みに振り回されない体づくりをサポートします。
ご自身でできる予防とケア
- 締め付けすぎない衣類選び
サポーターやタイツは適度な圧で。長時間の着用は避けましょう。 - 太ももの内側のストレッチ
無理のない範囲で、内転筋をゆるめる動きを取り入れて。 - 姿勢の見直し
股関節が内側に入りすぎていないか、膝がねじれていないか確認を。
まとめ
「膝の痛み=関節の問題」と思い込んでいませんか?
ハンター管症候群は、神経の圧迫によって起こる症状で、
関節の変形とは異なるアプローチが必要です。
カイロプラクティックでは、筋肉・骨格・神経のバランスを整えながら、
あなたの体に合ったケアを提供します。
膝の内側の違和感が続いている方は、ぜひ一度ご相談ください。
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