足のしびれと“感覚の迷子”―坐骨神経痛の背景にあるもの
足の違和感を、神経の旅路と姿勢から読み解く
足がぼんやりする。
地面を踏んでいるはずなのに、感覚が遠い。
痛みではないけれど、確かにそこにある違和感。
それは、体が発している静かなSOSかもしれません。
“感覚の迷子”は、足元から始まる
私たちの足は、毎日、体を支え、世界とつながっています。
歩く、立つ、踏ん張る――それらはすべて、神経を通じて脳に届く「感覚」の言葉。
でも、もしその言葉が途中で迷子になっていたら?
しびれは、感覚がうまく届かない状態。
それは、神経の通り道がどこかでふさがれているというサインです。
坐骨神経という長い旅路
足のしびれの原因として多いのが、坐骨神経痛。
坐骨神経は、腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先へと伸びる、体の中で最も長い神経です。
この神経が、腰椎のゆがみや筋肉の緊張などで圧迫されると、電気信号がうまく伝わらなくなり、しびれや痛みが現れます。
「足が棒のように感じる」「地面をちゃんと踏めていない気がする」
そんな感覚は、神経の旅路が迷っている証かもしれません。
姿勢と神経の関係
長時間の座り姿勢、骨盤の傾き、無意識の力み。
それらが積み重なると、足は少しずつ“迷子”になります。
神経は背骨から枝のように伸びて、足先の感覚を集めています。
でも、姿勢が崩れると、その枝がねじれてしまう。
足のしびれは、そんな神経のねじれが生む“感覚の迷子”の結果なのです。
カイロ的視点から見る足のしびれ
カイロプラクティックでは、しびれを「神経の流れの滞り」として捉えます。
腰椎や骨盤のゆがみ、筋肉のアンバランスが、坐骨神経の通り道を狭めてしまうのです。
施術では、腰や骨盤だけでなく、背骨全体の動きや姿勢のクセも確認しながら、神経の流れを整えていきます。
それは、迷子になった感覚に“帰り道”をつくるようなもの。
しびれをただの症状として見るのではなく、体との対話のきっかけとして捉えることが大切です。
あなたの足は、何を支えている?
足のしびれは、ただの疲れではありません。
それは、体とのつながりが少しずつ遠のいている証。
でも、迷子になった感覚は、ちゃんと帰ってこられます。
少しだけ、足の声に耳を澄ませてみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は」「頭痛は”感覚の迷子”の叫び―自律神経と感覚の混線」を予定しております。
よかったらまた、来週金曜日に(^^)/
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