ペットボトルのキャップを開けるとき、
ドアノブを回すとき、肘の外側がズキッと痛む。
そんな症状がある方は、「テニス肘(上腕骨外側上顆炎)」の可能性があります。
名前に“テニス”とついていますが、実はこの症状、
スポーツをしていない人にも起こるんです。
特に、パソコン作業や家事、DIYなど、
手首を使う動作の繰り返しが原因になることが多いんです。
テニス肘の原因とメカニズム
肘の外側には、手首や指を伸ばす筋肉(伸筋群)の腱が付着しています。
この部分に繰り返し負荷がかかることで、
腱に微細な損傷が起こり、炎症や変性が進んでしまうのです。
特に「短橈側手根伸筋」という筋肉が痛みの中心になることが多く、
肘の外側を押すと痛いというのが特徴です。
よくある動作と症状
- マウスやキーボードの操作
- 包丁やフライパンを使う料理作業
- 掃除や洗濯などの家事
- ペットボトルのキャップを開ける
- ドアノブを回す
- 物を持ち上げるときの痛み
放置すると慢性化して握力が低下することもあるので、
早めの対処が大切です。
カイロプラクティックでできること
テニス肘は「肘だけの問題」ではなく、
肩甲骨や背骨の動きの悪さが関係していることもあります。
カイロプラクティックでは、体全体の連動性を見ながら、
肘への負担を根本から減らすケアを行います。
施術のポイント:
- 肘・肩・背骨のアライメント調整
- 筋膜の緊張緩和と神経の過敏さへのアプローチ
- 姿勢や動作のクセの見直し
- 再発予防のためのセルフケア指導
原因から整えることで、痛みに振り回されない体づくりをサポートします。
ご自身でできるセルフチェックとケア
セルフチェック方法:
- Thomsenテスト:手首を反らす動作に抵抗をかけて、肘の外側に痛みが出るか確認
- 中指伸展テスト:中指を持ち上げる動作に抵抗をかけて痛みが出るか確認
- chairテスト:手のひらを下にして椅子を持ち上げると痛むかどうか
セルフケア:
- 手首ストレッチ
肘を伸ばした状態で手首を反らし、反対の手で15秒間押さえる。掌屈も同様に。 - ペットボトルエクササイズ
500mlのペットボトルを持ち、手首を反らす→ゆっくり戻す。30回×1セットを1日1回。 - サポーターの活用
肘の外側にかかる負担を軽減する装具療法も有効。
まとめ
テニス肘は、スポーツだけでなく
日常の動作でも起こる身近な不調です。
「肘が痛いけど、何が原因かわからない」
そんな方は、まずはセルフチェックから。
そして、痛みの出ている場所だけでなく、
体全体の使い方を見直すことが、根本改善への第一歩です。
カイロプラクティックでは、あなたの体に合わせたケアを通して、
快適な日常を取り戻すお手伝いをしています。
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