ゴルフをしていないのに、肘の内側がズキッと痛む。
ペットボトルを開ける、荷物を持ち上げる、雑巾を絞る
――そんな日常動作で痛みが出るなら、
「ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)」の可能性があります。
名前に“ゴルフ”とついていますが、実はこの症状、
スポーツをしていない人にも起こるんです。
特に、手首を内側に曲げる動作(掌屈)や、
前腕をひねる動作(内旋)を繰り返すことで、
肘の内側に負担がかかり、炎症が起こります。
ゴルフ肘の主な原因
- 手首を強く内側に曲げる動作の繰り返し
- 前腕の屈筋群(円回内筋・尺側手根屈筋など)の使いすぎ
- 間違ったスイングフォームや手打ち動作
- 筋力不足やウォームアップ不足
- キーボードやマウスの長時間使用
症状の特徴
- 肘の内側の骨付近に痛み
- 握る・持ち上げる・ひねる動作で痛みが増す
- こわばりや腫れ、握力低下
- 慢性化すると軽い動作でも強い痛みを感じるように
テニス肘との違い
| 項目 | ゴルフ肘(内側上顆炎) | テニス肘(外側上顆炎) |
|---|---|---|
| 痛みの部位 | 肘の内側 | 肘の外側 |
| 主な原因 | 手首の掌屈・前腕の内旋 | 手首の背屈・前腕の外旋 |
| 痛みが出やすい動作 | 物を握る・持ち上げる | 雑巾を絞る・タイピング |
カイロプラクティックでできること
ゴルフ肘は、肘だけでなく肩・背中・体幹の使い方
とも深く関係しています。
カイロプラクティックでは、全身の連動性を見ながら、
肘への負担を根本から減らすケアを行います。
施術のポイント:
- 肘・肩・背骨のアライメント調整
- 筋膜の緊張緩和と神経の過敏さへのアプローチ
- 姿勢や動作のクセの見直し
- 再発予防のためのセルフケア指導
原因から整えることで、痛みに振り回されない体づくりをサポートします。
ご自身でできるセルフケア
- 手首ストレッチ
肘を伸ばした状態で手のひらを上に向け、反対の手で指先を手前に引く。30秒×2セット。 - リストカール
軽いダンベルやペットボトルを持ち、手首をゆっくり上下に動かす。10〜15回×3セット。 - プランク
肘とつま先で体を支え、体幹を鍛えることで肘への負担を軽減。30秒〜1分×3セット。
まとめ
ゴルフ肘は、スポーツだけでなく
日常の動作でも起こる身近な不調です。
「肘の内側が痛いけど、何が原因かわからない」
そんな方は、まずはセルフチェックから。
そして、痛みの出ている場所だけでなく、
体全体の使い方を見直すことが、根本改善への第一歩です。
カイロプラクティックでは、あなたの体に合わせたケアを通して、
快適な日常を取り戻すお手伝いをしています。
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