起始 腸骨翼の殿筋面で前殿筋線と下殿筋線の間
停止 大腿骨大転子前面
支配神経 上殿神経
髄節 L4~S1
作用 股関節の外転 僅かな内旋
栄養血管 上殿動脈
速筋:遅筋(%) 50.0:50.0
トリガーポイント
前部線維
後部繊維
神経根症状と鑑別する(症状が出ている領域)。
梨状筋TPとの鑑別(梨状筋の関連痛は大腿後面まで)。
歩行時や立ち上がる時に疼痛。
夜間痛有。
患側を下にすると痛む。
痛みが股関節の深部だと大腿筋膜張筋TPを
仙腸関節周囲や下背部の時は中殿筋TPを探る。
キートリガーポイントが腰方形筋TPだと
サテライトトリガーポイントは小殿筋TP、腓骨筋TP。
オーソペディック・テスト
・STRAIGHT LEG RAISING:Test (SLR:Test)
*一度やって出なくても、何度かやっているうちに出ることがあるので
すぐに症状を決めない。頭にインプットして次に進む。
色々な判断基準を持つこと。
常識の範囲で必ず行うこと。
いつでも止められるスピードで行うこと。
患側に立つ。
神経学的検査
【筋力テスト】
長母趾伸筋:L5 深腓骨神経
中殿筋:L5 上殿神経
長短趾伸筋:L5 深腓骨神経
【反射テスト】
L5の反射テストはない。
【知覚テスト】
下腿外側および足背。脛骨稜L5とL4の皮膚知覚帯が分けられている。
【筋力テスト】
長・短腓骨筋:S1 浅腓骨神経
腓腹筋・ひらめ筋:S1、S2 脛骨神経
足関節から先がベッドからはみ出すように腹臥位。
自然に足を落としてもらう。
両側の足底を押す。抵抗してもらう。
大殿筋:S1 下殿神経
頭方手はハムを。足方手は足首を持ち
初めにすこし持ち上げて、股関節伸展位がキープできたらテストに入る。
【反射テスト】
アキレス腱反射
【知覚テスト】
外果および足部の外側と足底部。